2020.10.31 Saturday

五感+空間プロデュース

ハウスクリーニング3.jpg
smell 香りの効果

香りって、
魔法みたいなもの?おまじないみたいなものでしょうか?
好きな香りに包まれると、ほっとします。

五感のひとつに嗅覚があります。
嗅覚は、脳の大脳辺縁系と密接に関わっています。
大脳辺縁系は、古くから人間がもっていた本能的な行動や喜怒哀楽等の原始的な感情をつかさどるといわれていて
"感じる脳" とも言います。
香りは、その感じる脳にダイレクトに伝わるのです。
脳へ伝わる時間は、0.2秒。
ちなみに痛みが伝わる時間は、0.9秒以上と言われています。


香りは一瞬で心身をシフトし、
五感の中で唯一ダイレクトに感情に働きかけるのです。

 

sight 色の効果

ベトナム戦争後、アメリカでは心の傷ついた兵士の病室は、”ピンク色”が使われていたそうです。

暖かさや温もりを感じさせて、幸せな気持ちにさせてくれる色。
赤ちゃんが母親の胎内で見ていただろう最初の色。
優しく包まれた記憶の色。

 心を豊かにしてくれるのが、ピンク。
ピンクは、刑務所や更生施設等でも使われ、暴力的・攻撃的行為の発生も激減したとも言われています。

さまざまな色の効果、試してみたくなりますね。

 

杉.jpg
touch 触れる

親しい人に【触れる】・【触れられる】とオキシトシンという幸せホルモンが分泌され、
信頼や安心を感じることができると言われています。
それは人だけでなく、ペットでも同じことがいえるそうです。
 また、母親が子どもを抱きしめたりするスキンシップも、子どもにとっては安心感が得られ、知らず知らずのうちに母親にとっても幸せホルモンが分泌され、ストレス解消になっているのです。

冬の凍りつくような冷たい風。
春の柔らかい日差し。
ふんわりとした森の土。
ざらざらとした大きな幹。
自然から感じる触覚もたくさんあります。
また、好きなものに【触れる】ことで心地よさを感じることができます。
木や畳の温もり、麻や綿の肌触り、日本人が慣れ親しんだ心地よいものがたくさんあります。

暮らしの中で【触れる】ということを楽しんでみましょう。

 

taste 味わう

”いのちのスープ”をいただいた時
ふーっと肩の力が抜けていき、心が落ちつくのを感じました。
”いのちのスープ”とは、料理家・辰巳芳子さんが、食べ物が喉を通らなくなったお父さんに工夫を凝らし作り続けたスープのことです。
季節の野菜を均等に火が通るように素材に合わせて切る大きさを変え、
弱火でじっくり野菜のうまみを引き出し、丁寧にだしをとったシンプルなスープ。
いつしか緩和ケア病棟に勤める医療従事者の方々にも広まっています。

では、【おいしい】と感じることは、五感の一つである味覚だけによるものなのでしょうか?

味覚の他にも、料理と器を目で楽しむ、食材が焼ける音を耳で楽しむ、
食材の触感に驚きワインの香りに酔う、など。
【おいしい】は、五感全てを刺激し感じることなのでしょう。

【おいしい】としあわせは近い と思いませんか。

 

雨.jpg
hearing  

虫の音を聞き、心地よさを感じるのは世界中でも日本人くらい。
他国の人々にとって虫の音は、ただの雑音と認識されているそうです。
西洋人は虫の音を、楽器や雑音を聞く時に使う右脳で聞き、
日本人は言語と同じ、左脳を使い聞いていると言われています。
これは、日本語の母音と大きく関わっていて、
虫の音や自然音などは、その母音に非常に似ていると言われることから、
日本人は左脳で聞くそうです。
ですから、雨の音ひとつにしても、
「ぽつぽつ」「しとしと」「ぱらぱら」「ザーザー」・・・
たくさんの擬音語があるのも納得です。
自然に耳を傾けて生きてきた日本人らしい言葉の表現です。

静かにのんびりと、一日を過ごしてみてはいかがですか?
季節によって変わる風の音に気付けるかもしれません。
音をもっと感じあつめて、
暮らしの感性を刺激し、楽しみましょう。

 

 
五感+空間プロデュースのこと

25年、建築設計を通してやってきたことのキーワードは空間を楽しむこと。

多くの仕事や人との出会いを通して、もっと五感で感じる空間をご提案したいと思いました。

使いやすさやデザイン性はもちろん

五感の中の 視覚(色)、嗅覚(香り)、触覚(材質)を大切に空間のデザインをご提案を致します。

 

例えば 介護施設や病院の待合室、企業の休憩室等は、癒し効果をとりいれて・・・

ショップでは、リピーターに繋がる心の奥に残るような仕掛けを・・・

 

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